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中村透プロフィール

toru_profile2017.jpg 中村 透 NAKAMURA Toru
作曲家・芸術文化学博士・琉球大学名誉教授


 1946年北海道に生まれる。国立音楽大学・大学院を経て、1975年から沖縄に在住。琉球大学教育学部教授を経て、2008〜2012年教育学部長を勤める。現在は沖縄県南城市大里にアトリエ<音楽工房凛>を構え、作曲と執筆活動を行う。
 一般財団法人地域創造顧問、静岡県文化財団グランシップ芸術監督、南城市文化センター・シュガーホール芸術アドバイザーを兼任する。

 沖縄をはじめ諏訪、日光、奈良等日本各地の歴史を題材としたオペラで独自スタイルの作品を発表してきた。1980年代以降はオペラ、合唱曲の創作を中心としていたが、2010年代以降からはオーケストラ、室内楽などの器楽音楽も多く手がけている。
 近年の作としては佐藤信台本「あちゃーあきぬ島〜南島幻想曲〜」2015年シュガーホール、大勝秀也指揮、中村真理演出、上野誠台本「遣唐使物語〜名も無き民へのオマージュ〜」2016年なら100年会館、大友直人指揮、浜畑賢吉演出のオペラ作品がある。
 オーケストラ作品は「交響絵図 摩文仁野〜白き風車のみたもの〜」2016年紀尾井ホール、野平一郎指揮・オーケストラ・ニッポニカ、「交響絵図 摩文仁野第2番〜南風のみたもの〜」2017年沖縄市民会館、大友直人指揮・琉球交響楽団がある。
 2018年には、沖縄古謡を題材とした無伴奏男声合唱組曲「真砂(まいらさ)」が、宮城敏指揮沖縄男声合唱団によって沖縄で初演される。

 音楽芸術と市民とを結ぶ公共ホールの企画・運営にも長年参加し、とくに沖縄・南城市シュガーホールでの実践とその理論を、著書「愛される音楽ホールのつくりかた(水曜社刊)」で著している。
 またシュガーホールでは、公演で招聘した国内外の演奏団体のために沖縄民謡を数多く作・編曲して提供し、ハンガリー・カントゥス少年少女合唱団、ロジェ・ワーグナー合唱団、ジュリアード弦楽四重奏団、シモン・ボリバル弦楽四重奏団等、桐五重奏団等によって演奏されてきた。


中村透作品年譜、舞台音楽、著書・論文はこちら
[PDF:184KB]


主要作品

  • ■オペラ
  • 「喜劇 銀行強盗」
  • 「キララ〜南の島の雪女〜」
  • 「SFオペラ キジムナー時を翔る(文化庁舞台芸術創作奨励グランプリ)」
  • 「神話オペラ 御柱」
  • 「オペレッタ モーイのとんち」
  • 「あちゃーあきぬ島〜南島幻想曲〜」
  • 「遣唐使物語〜名もなき民へのオマージュ〜」
  • ■オーケストラ
  • 「琉球古典音楽とオーケストラのためのかぎゃで風」
  • 「交響絵図 摩文仁野第1番〜白き風車のみたもの〜」
  • 「交響絵図 摩文仁野第2番〜南風のみたもの〜」
  • ■室内楽
  • アルト・サクソフォーンと弦楽のための「襞」
  • ピアノ五重奏曲<Collage in C >
  • 弦楽四重奏曲第1番
  • ■合唱曲
  • 混声合唱組曲「真南風の祈り」(音楽之友社)
  • 女声合唱組曲「三つの沖縄の歌」(カワイ楽譜)
  • 混声合唱組曲「北の四季」(マザーアース)
  • 男声合唱組曲「真砂(マイラサ)(未出版)」
  • ■歌曲
  • 沖縄民謡集(沖縄タイムス社)


賞歴

  • 1970年 大阪万国博覧会キリスト教館主催オルガン作曲コンクール第3位
  • 1977年 国民音楽振興財団吹奏楽作曲コンクール第一位(笹川賞)
  • 1991年 文化庁優秀舞台芸術創作奨励オペラ部門 特別賞(グランプリ)
  • 1992年 沖縄タイムス芸術祭選奨大賞
  • 2006年 琉球新報社宮良長包音楽賞
  • 2014年 沖縄県文化功労者